しなやかな企業。
これは状態(健やか・高い集中力)と性質(強靭さ)を表す。ピアノと同じく、正しい脱力は持続可能で、豊かな表現ができる。そんな所作を会社の在り方とする。
本能をたどる
人間の根源的な欲求や美意識には普遍性がある。時代が違うから表現やアプローチが異なるだけ。過去に囚われたり、流行にこだわったりしない。
愛を技術と捉える
愛は生まれ持った感情ではなく、習得すべき技術。この習練には規律・集中・忍耐・最高の関心が必要となる。生活のあらゆる場面でこれらを積み重ねることで、与えることが豊かさとなる関係を築いていく。
一人一宇宙
世界は意識によって構成され、すべては阿頼耶識から生まれる。絶対的な真実などなく、認識はすべて相対的でバイアスがかかっている。この前提に立って物事を見つめる。
同期をとる
組織がうまく機能するには、その組織を構成する人材がいろいろなレベルで足並みを揃えなくてはならない。素晴らしいコラボレーションは即興演奏のよう。よいタイミングでうまくやるには、一緒に演奏している人の演奏をよく聞き、彼らが何をしようとしているのかわかっていなければならない。オープンに前向きであれ。
言葉と生きる
思考は言葉で作られる。一語の選択が思考を変え、思考が行動を変える。
適切なカルチャーを得る
自分に合うカルチャーの中で仕事をすべきだ。どんな環境で仕事して、創作活動をしているのか。裏側に整った環境がないと脱力状態は作り上げることができない。人は環境だけでは変わりませんが、ここぞというときに力を発揮できるかできないかは日ごろの環境が左右してくると律祭は考える。