
背伸びしない
超現実主義者であれ。ありとあらゆる誘惑を自分の意志で断ち続けなければいけない。ただただ澄んだ心で、素直になれるか。等身大でいられるか。
考え抜く
思考し続けることは並大抵のことではないが、それでも徹底的に考え抜くこと。一人ひとりの人間が全力で本質と向き合って正体を探っていくこと。
常識を疑う
純粋な目で世界を見ること。既成概念に囚われない。常に私たちにとっての最善を考えること。また、物事は複雑に考えすぎず、原理原則に立ち返ること。
一字一句集中する
言葉に限った話ではなく、目の前の一つひとつに集中すること。いま食べたばかりのパンの味について誰かと話すときも。ほんとうの会話ではない会話をできるだけ避けることが大切。
ゆっくり考え、すばやく動く
呼吸を感じ、そこからさらに「私」を感じ取れるようにするためには、ひとりでいられる能力を身につけること。ゆっくり考えたあとは、すばやく行動に移す。思考と行動はセットで考える。
言葉にたくさん触れる
良い言葉を生むためには語彙力の課題だけでなく、使いたくない言葉をたくさん持つこと。思考のほとんどは言葉で形成される。
違和感と向き合う
違和感は対象の態度や言動だけでなく、自分の解釈によるものであることも多い。察知するにはエネルギーも集中力も必要。違和感に敏感であろう。
能動性をもつ
能動とはたんに「何かをする」ことではなく、内的能動、つまり自分の力を生産的に用いることである。思考においても感情においても能動的であれ。